Pythonでグラフを画像として保存する

データ分析やレポート作成を行う際、作成したグラフを画像ファイルとして保存したい場面はよくあります。例えば、プレゼンテーション資料に貼り付けたり、Webサイトやブログに掲載したり、分析結果を共有したりする場合です。

Pythonでは、Matplotlibライブラリを利用することで簡単にグラフを作成できるだけでなく、PNGやJPEGなどの画像ファイルとして保存することも可能です。数行のコードを追加するだけで高品質なグラフ画像を出力できるため、多くのデータ分析プロジェクトで活用されています。

本記事では、Matplotlibを使用してグラフを作成し、画像として保存する基本的な方法について解説します。

Matplotlibを準備する

まずはMatplotlibをインポートします。

import matplotlib.pyplot as plt

インストールされていない場合は、次のコマンドで導入できます。

pip install matplotlib

グラフを作成する

簡単な折れ線グラフを作成してみましょう。

import matplotlib.pyplot as plt

x = [1, 2, 3, 4, 5]
y = [10, 20, 15, 30, 25]

plt.plot(x, y)
plt.title("Sales Trend")
plt.xlabel("Month")
plt.ylabel("Sales")

plt.show()

実行するとグラフウィンドウが表示されます。

PNG形式で保存する

グラフをPNG形式で保存するにはsavefig()を使用します。

import matplotlib.pyplot as plt

x = [1, 2, 3, 4, 5]
y = [10, 20, 15, 30, 25]

plt.plot(x, y)

plt.savefig("graph.png")

plt.show()

実行するとプログラムと同じフォルダにgraph.pngが作成されます。

画像の解像度を指定する

高画質な画像を保存したい場合はdpiを指定します。

plt.savefig(
    "graph.png",
    dpi=300
)

印刷用資料やプレゼン資料向けに高品質な画像を出力できます。

JPEG形式で保存する

ファイル名の拡張子を変更することでJPEG形式でも保存できます。

plt.savefig(
    "graph.jpg",
    dpi=300
)

用途に応じて画像形式を選択できます。

余白を自動調整する

タイトルやラベルが切れないようにするにはbbox_inchesを利用します。

plt.savefig(
    "graph.png",
    bbox_inches="tight"
)

余白を自動調整して見やすい画像を作成できます。

まとめ

PythonのMatplotlibでは、savefig()を利用することで作成したグラフを簡単に画像として保存できます。PNGやJPEG形式への出力、高解像度画像の作成、余白の自動調整なども行えるため、レポート作成やデータ分析結果の共有に役立ちます。グラフ作成だけでなく保存方法も習得して、より実践的なデータ分析スキルを身につけましょう。